外貨投資って?
外貨投資というと、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。
外貨とは、外国の通貨のこと。
そして外貨投資とは、円を外貨に換えて運用することです。
それでは、外貨を運用するにはどんな方法があるのでしょうか。
例えば、外貨の値上がりをうまく利用した外貨投資があります。
円もそうですが、外国の通貨の価値は常に変動しています。
みなさんも、ニュースや新聞でその日の円の相場などを見たことがあるのではないでしょうか。
この変動を利用して、利益をあげることができるのです。
ある外貨を安い時に買い高い時に売ればその値上がり分が浮きでてきます。
この浮きでた分が利益となるわけです。
簡単な例を挙げれば、1ドル100円の時にドルを100ドル買ったとします。
1ヵ月後、1ドルが110円まで値上がりしたとしましょう。
すると、100ドルは1万1000円となり、1000円の利益を得たことになります。
他にも、外貨の高金利な利息の収入で利益を得る外貨投資方法などもあります。
外貨投資の種類としては、外貨普通預金、外貨定期預金などのほか、外貨MMF、
そして、FX(外貨為替証拠金取引)などの商品があります。
外貨投資できる外貨は、アメリカのドル、ヨーロッパ統一通貨であるユーロ、
イギリスのポンド、スイスのフラン、それからオーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドルなどがそうです。
最近では、中国やインドを始めとする新興国の外貨にも注目が集まっています。
(ただし、世界の全ての外貨を投資対象とすることは基本的にはできません。
証券会社やFX業者などが取り扱っている通貨に限られます。)
投資というと頭に浮かびやすい株式投資などと比べれば、
投資の対象として選ぶ種類は極めて少ないと言えるでしょう。