店頭取引と取引所取引の違い

FX取引を行う場合、一般的にはFX業者・証券会社などに申し込み口座を開いて取引を行ないます。

ネットにはFXに関する広告が非常に多くありますので、いずれかクリックしても大抵はFX業者・証券会社などのサービスとなり、こうした業者と取引を行なうことを「店頭取引」と呼ばれています。(当サイトでオススメしているGMOクリック証券やDMM.com証券なども「店頭取引」に該当します。)

一方でFXには「店頭取引」とは異なる「取引所取引」というものがあり、両者はまったく異なるサービスを展開しています。

「取引所取引」とは、2005年に東京金融取引所が市場を開設し運営しているサービスで、“くりっく365”というサービス名で展開しています。

つまり「店頭取引」は一般の会社が提供しているのに対して、「取引所取引」は東京金融取引所が主体となっているという違いがあるため、公的な取引所という安全性の高さが何より大きいメリットとなっています。

では「取引所取引」の方が優れているかというとそうでもなく、「店頭取引」との違いを精査してみると双方にメリット・デメリットが存在します。

まず「店頭取引」の場合は、様々な業者がしのぎを削りますので手数料が安くサービスが良いことがあげられます。ただ業者によっては危ない所もありますので、そこは個々の判断になりますね。

一方で「取引所取引」は安全性という点で大きな違いがあり、またレートが良いというのもメリットではありますが、手数料が若干高いと言うこともありますので、双方の違いをよく考えた上で選択しましょう。


2011年までは「取引所取引」の方が税金の面で有利でしたが、2012年1月から新税制が適用され、税負担が公平化されました。
そのため、FX初心者の方はサービスが豊富な「店頭取引」を選択した方が良いと言えると考えます。

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