為替差益と為替差損

外貨投資をするにあたって、難しい用語をたくさん目にすることになるかと思いますが、最初からそれら用語全てを覚える必要はありません。
ただし、きちんと理解しておきたい用語もいくつかあります。
代表的なものとして、為替差益と為替差損について見てみましょう。


外貨投資は、金利で利益を得ようとする以外にも為替の変動によって利益を得ようとすることも可能です。
為替の変動については、みなさんも新聞やニュースなどで目にしたことがあるのではないでしょうか。

「1ドル=113円25~30銭」などといったものがそれです。


為替差益とは、そういった外貨の運用による投資で出た利益分、一方為替差損は損失分というわけです。


さて、その損益はどのように発生するのでしょうか。
みなさんは円安、円高あるいはドル安などといった言葉を聞いたことがあるでしょう。

1ドル=100円が1ヵ月後1ドル=110円となったとします。
つまり、1ヵ月前1ドルを100円で買えたものが、その1ヵ月後には110円必要だということになります。
1ヵ月前と比べ、ドル高・円安になったということです。


為替利益の例

このとき、もしあなたが1ヵ月前にドルを100ドル分買っていたとします。
そして1ヵ月後、今度はそのお金を円で受け取るとしましょう。
すると、100×(110-100)=1000円が為替差益となるわけです。


逆に、1ドル=100円だったものが一ヵ月後1ドル=90円となったとします。
つまり、今度はドル安・円高となったわけです。

1ドル=100円時に100ドル購入していた場合、100×(90-100)=-1000円が為替差損となるのです。

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