米ドル(USD)の特徴

米ドル(USD)は実質的な世界の決済通貨として国際的な取引では決済に多用されており、
その信頼性の高さから「Key currency(基軸通貨)」という位置づけになっています。

米ドル(USD)の特徴は、何といっても世界第一位の経済大国であるアメリカの
公式通貨であるという点で、その“信頼性の高さ”がポイントとして挙げられます。

以前より「有事にドルが強い」という事でよく知られていましたから、
戦争などがあればドルなら安心という時代もかつてはありました。

為替取引においても米ドル(USD)は取引の大半に絡んでいるもので、
報道などを見てもドルに絡んだ経済ニュースが多く取り扱われています。
そのため、情報を広く入手しやすいということも特徴であると言えます。

日本国内でも、アメリカ市場の様々なニュースや政府発表の指標などを見ながら、
為替取引やFXを手がけている方も非常に多く、
特に近年ではネット環境が整うにつれ、個人投資家が爆発的に増えているため、
その注目度は一般の方にまで高まっています。

また米ドル(USD)の特徴として、その影響力の強さから他国の通貨に与える影響も非常に大きく、世界の景気動向をうかがう上でもチェックを欠かすことができません。

ただ以前よりその勢いにもかげりが見えており、
“経常収支赤字・財政赤字”という「双子の赤字」に加えて
“サブプライム・リーマン”などと続いてすっかり疲弊しています。

なおFXの観点でいえば、スワップ金利や為替差益のどちらも狙えるのがこのドルだといえます。

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録



タグ

このページの先頭へ