裁量トレーダーとシステムトレーダー

FXには、裁量トレードシステムトレードという2種類のトレードの手法があります。
裁量トレードにもシステムトレードにも、長所と短所があるので、両者をうまく組み合わせて、FXでのシステム運用をしていくことが重要です。

裁量トレードというのは、個人の判断によって、売買をしていく方法のことを言います。
チャートの分析やファンダメンタル分析を通じて、次にどういった手を打っていくかを決めるということになります。

もちろん、売買の判断の中には、人間である以上、感情が入り込むこともあります。
相場が時として急変をすることもあります。
その場合に、柔軟に対応をすることができるところが、裁量トレードのメリットです。
また直感といった、コンピューターでは生み出すことができない判断材料を使うこともできます。

しかし裁量トレードの場合、感情がかかわってくるので、正しい決断を鈍らせる可能性も否定できません。

システムトレードは、機械的にトレードをすることを言います。
「○○になったら○○」というふうに、最初にルールづけされたものをベースに、取引をしていきます。
一切の感情抜きで、トレードをするスタイルになります。
条件を満たせばアクションをするという、至極シンプルなトレードスタイルになります。

客観的なルールにのっとって、トレードを行うので、利益の取りはぐれや損失の拡大を防ぐことができるところが、システムトレードのメリットということができるでしょう。

しかし為替市場では、時として、予想外に激しく値動きをすることがあります。
このような、想定外の値動きに対して、きちんとした対処をとることができないという弱みも持ち合わせています。

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