通貨とは

仮想通貨とは何か、その本題に入っていく前にそもそも通貨とは何か考えて見ます。

通貨とは、

上記をすべて満たしているものを「通貨」と言います。

お金は、お金どうしても交換できるし、商品を購入することもできます。（経済学的に言うと、「お金」と「商品」を交換すると表します。）

また、銀行などにお金を預けて貯めておくこともできます。

職人が手塩にかけたものを作ったモノを、これくらいのお金であれば買っても良い、逆に職人側からしたら売っても良いと、購入者、販売者の双方でお金というものさしを用いて価値を測ることができます。

法定通貨

通貨と言えば、まず思い浮かぶのが”あの通貨”ではないでしょうか。

私も福沢諭吉は大好きです。

そうです、日本銀行が発行している「円」です。

日本では「円」ですが、アメリカなら「ドル」、中国なら「元」と、その国の中央銀行（日本だと日本銀行）が発行している法定通貨が、どの国においても最も身近な通貨と言えるでしょう。

では、「仮想通貨」とは何でしょう。

仮想通貨とは、仮想の世界、つまりインターネットの世界で使われる通貨のことです。

何だか怪しげなイメージを持つかも知れませんが、「通貨」とは上記した条件を３つの満たしおれば、それは「通貨」です。

何も、日本銀行が発行している通貨でなくても構いません。

仮想通貨を扱っている人たちが通貨だと思っているなら、それは通貨として通用する、というわけです。