円高・円安を理解しよう

FXを始める前に、円高・円安についてきちんと理解しておきましょう。

FXを始めようと思っている人も、円高・円安という言葉はよく耳にしていると思います。
為替相場が変動すると、新聞やニュースでも円高・円安などの言葉が飛び交います。
円高・円安という言葉が頻繁にマスコミでも取り上げられるのは、円の価値の変動が私たちの生活にも大きく関係してくるからです。
当然、FXをする人たちにとっては円の動きはとても重要です。

そもそも、円高・円安とはどんな状態のことを言うのでしょうか。

まず、円高とは円が高い、つまり円の価値が高いことをいいます。
例えば、1ドル150円だったものが100円になったら、より少ない円でドルを購入することができるようになったわけですから、円の価値が高くなった、つまり円高、というわけです。

逆に、1ドル150円が1ドル200円になったら、円の価値が低くなったということですから、円安、ということになります。

後者の場合は円安・ドル高と言うことができます。

円高の方が円が少なく、円安の方が円が多くなるということに少し混乱してしまうかもしれませんが、数量でなく価値で考える点がポイントです。
ここをしっかり押さえておくことがFXを始めるにあたって非常に重要になります。

円安ドル高 円高ドル安

1ドルのケーキを買うということを考えると分かりやすく、1ドル=100円の時には100円で買えたケーキが、1ドル=200円の時には200円出さなければケーキが買えない、つまりこの場合、ドルに対して円の価値が下がっている(円安ドル高)と言えるわけです。

FXは2種類の通貨の交換ですから、簡単に言えば、円高・ドル安の時にドルを買って、円安・ドル高の時にドルを売れば、利益が出るわけです。
円高・円安についての説明の場合、対通貨としてドルを用いることが多いのですが、他の通貨の場合でも同じことが言えます。

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