外貨投資は低金利の日本ならではの投資方法?

外貨投資が注目されるのは、いったいどんな理由があるのでしょうか。
少し外貨投資の魅力について見ていくことにしましょう。


外貨投資の中でも、特に外貨預金において最大の魅力とも言えるのが高い金利を得られるという点です。
日本の各銀行では、長い間低金利が続いています。
つまり、利息としてはあまり大きな利益は期待できないということです。

一方、不況で金利が下がってるとはいえ、外国の金利は日本の低金利と比べればまだまだ高いと言えます。

日本の低金利と比べると、外貨投資では10倍~20倍の金利がつく場合もあります。

このことから外貨投資は低金利な日本ならではの有効的な資産運用となるわけです。


下表は2011年3月時点の各主要国における政策金利のデータです。

主要国 政策金利一覧

以前に比べ、アメリカも随分下がっていますが、それでも日本の方が下であることがわかります。


外貨投資をする上で、金利で利益を得ようとする場合は、短期間で大きな利益を見込めるわけではありません。
しかしながら、長期的な資産運用ということでは、非常に魅力的な投資方法と言えますし、外貨投資の中でももっとも一般的で無難な方法でしょう。
時間をかければかけるほど、高金利が資産にプラスされていくからです。


金利を目的とした外貨投資の場合、どの通貨を投資対象に選ぶかということも非常に重要です。
上表を見ればわかるように選ぶ通貨によって、低金利の場合もあれば、高金利の場合もあるからです。(ただし、ただ単純に高金利な通過を選べば良いというわけではありません。ここではまず、「一般的に高金利な通貨ほど、為替変動は激しく、リスクも大きくなる」ということを覚えておきましょう。)

外貨預金の場合、金利はその通貨を取り扱う国の金融政策によって決定されます。
金利は世界情勢などが及ぼす影響によって大きく変動することもあるので、外貨投資をする人は常に世界の動きにも注目したいところです。

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