EUとは

EUとは、欧州連合のことで、欧州の色々な国々が集まって色々なものを共有していこうという連合体のことです。

国境を超える時も、パスポートがいらなかったり、国境を超えて簡単に働きにいけたりと色々と便利な部分もあるのですが、加盟国で優劣があるので、甘えた国を頑張ってる国が支えなければならないなど、色々と問題もかかえています。

政治的にも、大きなことはユーロの裁判所で決めたり、欧州連合で決まったことを加盟国がすべて実践したり、外交に関してもEU全体で一致した意見を出すなどすることもあり、世界でもっとも大きな連合体と言えるでしょう。

経済的な結びつきでもEUは有名であり、EU間であれば関税がなくなったり、消費者保護の方針を共有してブランド価値を高めたり、ユーロと呼ばれる共通の通過を作ったりと、色々と経済的にも結びつきが強いです。

しかし、ギリシャのようにEU内の一国が破綻しそうになると、ユーロを共有しているので、EU加盟国すべてが影響を受け、右往左往してしまうという問題もはらんでいます。

また、貧乏な国は加盟すると得をしますが、お金持ちの国は加盟していると得をしないこともあり、貧富の格差が存在するのに、共有する部分が多過ぎるとしてもめている部分もあります。

日本の立場からすると、EUと付き合っていけばよいので、個別の国と色々と関係していくよりかは楽な部分もありますが、ユーロ危機のように、一度ユーロが不安定になると、日本円にリスク回避の流れが来て迷惑を被る部分もあります。

こういった文化や歴史の違う国の連合体というのは、メリットも大きいですが、デメリットも大きく、これからEUがどうなっていくのかは非常に世界から注目されていると言えるでしょう。

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2012年6月8日

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