FXの逆指値注文

FXには、指値注文というものがありましたが、逆指値注文というものもあります。
FX初心者の方の場合、必ず覚えておきたい注文方法と言えます。


FXの指値注文は、今現在のレートよりも低く買いたい、今現在のレートよりも高く売りたい、という方のためにおススメの注文方法でしたが、逆指値注文はその逆。
つまり、現在のレートよりも価格が下がったら売り、価格が上がったら買う、という注文方法です。

説明だけ見れば、自分にとっては損なレートで取引をすることになるのですが、逆指値注文にもさまざまなメリットがあるのです。

まず、相場のトレンドにうまく乗りやすい、という特徴が一つ。為替相場は、一度動き始めるとその方向に動くという傾向にあります。
つまり、極端に言えば、おとといよりも昨日、昨日よりも今日とドルが高くなっていれば、今後も上がっていく可能性があるというわけです。

ですから、現在のレートよりも上がったら、さらに先を見越して先に買っておく、というわけです。

逆指値注文の利用例

期待通りにその後も購入した通貨が上昇していけば、結果的に利益を得ることができるというわけです。


逆の例についても同じことが言えます。
現在のレートが下がり始めたら、今後もどんどん下降する可能性があるということ。
ですから、これからの損失を確実に止めることができるわけです。

逆指値注文による損切り

FXをしていると、相場が下がり始めた場合、また上がるのではないかという期待のもとにどうしても決心がつかない場合も多いのですが、逆指値注文ではそういった損失を最小限に食い止められることもあるということです。
このため、逆指値注文のことを損切り注文ともよく呼ばれます。

初心者の方は、損切りのために逆指値注文を利用することをおすすめします。

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