FX自動売買のメリット・デメリット

FX自動売買システムとは、あらかじめコンピューターにプログラミングをしておけば、その条件に合致するような値動きをした場合に、勝手に取引をしてくれるシステムのことを言います。

自動売買システムにはメリットもあればデメリットもあります。

まずメリットについてですが、FXの取引を勘定なしで、機械的に処理することができるところにあります。
FXの取引で失敗をするのは、感情に流されてしまうということです。
例えば、利益を出している場合に「もう少し待てばもっと儲かるんじゃないか」、逆に損をしている場合には「我慢すれば、逆に動くのではないか」と粘って、結果的には思ったような利益を上げることができない、後者の場合には、必要以上に損失額が膨らむという事態を引き起こしてしまうわけです。

しかし自動売買にしてしまえば、このような感情が邪魔をする隙間がなくなります。
そのため、より計算された利益や損切りをすることができるわけです。

トレードに感情が入らない分、メリットが大きいように一見思えるかもしれませんが、デメリットもあります。
それは、為替が予想外の動きを見せた場合についてです。

システムというのは基本的には、今まであるデータに基づいて、対応をすることになります。
ところが時としてマーケットは、今までに全く経験をしたことがないような、異様な値動きを見せることも全くないわけではありません。

例えば、ドバイショックやギリシャショック、そして2011年の震災。

このような大きな出来事があると相場は荒れ、イレギュラーな値動きをしてしまい、システムはお手上げになってしまう可能性があります。
対応をすることができなくなって、利益の確定をすることができない、大損をしてしまうというリスクもあるのです。

自動売買に頼りきりにするのではなく、自分の判断をうまく絡めて、FX投資を行っていくことが大切です。

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