FXのトレール注文

FXには、トレール注文という注文方法もあります。
FXの注文方法に逆指値注文という注文方法がありましたが、トレール注文はこの逆指値注文を為替レートの変動に合わせて注文する方法です。


トレールは日本語で「引きずる」という意味がありますが、その言葉の通り、為替レートの変動とともに逆指値の価格が引きずられるということです。
例えば、通常の逆指値注文の場合は、最初から価格を設定する必要がありました。
つまり、1ドル120円の時にドルを買う際、118円まで下がってしまったらドルを売る、という風に注文をすることになります。

しかし、為替レートは常に変動しています。
120円だったドルが今現在125円にまで上昇したとします。
逆指値注文の場合には、それでも118円という価格は変わらないため、修正するには手動で調整を行わなければなりません。
しかし、トレール注文でトレール幅を2円に設定しておけば、120円の時には118円でも、その後、125円に上昇した際には123円という風に修正されるわけです。


このように、トレール注文をした場合、現時点での為替相場に合わせてFX取引での利益の最大化を狙うことができるのです。
ただし、トレール注文はFXの取引業者によって取り扱っている場合と取り扱っていない場合があるので、確認が必要です。


最初からトレール注文をしようと思っている人は、事前にどの業者がトレール注文を扱っているのかチェックしておくといいでしょう。

高度な注文方法になるので、トレードが上達してから利用するのが無難です。

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