FXの指値注文

FXには、いくつか注文方法がありますが、売りたい価格や買いたい価格を指定して注文できる方法もあります。
それが、指値注文と呼ばれるものです。


為替相場は常に変動していますから、いつも自分が取引したい価格であるとは限りません。
けれど、その価格になるまでずっとパソコンの前で動向を見守ることができない人は多いはず。
そういう方には、この指値注文がおすすめです。


例えば、現在1ドルが100円で取引されているとします。
1ドルが99円の時にドルを買いたいと思っているなら、「1ドル=99円の指値で買い注文」とすればいいわけです。
つまり、指値注文は現在よりも低いレートで買い注文をしたい、あるいは現在よりも高いレートで売りたい、という場合に便利な注文方法なのです。

指値注文の例

こうしてみると、メリットばかりがあるように見えますが、為替が期待通りに動かない場合ももちろんあります。
そうなると、なかなか取引が成立しません。

指値の値段が現在の為替レートと差があればあるほど、取引が成立しにくくなるわけです。
ですので、指値注文をする場合はなるべく現在の為替レートに近い指値で注文を出すと成立も早くなります。

つまり、FXの指値注文をする場合も、為替レートの動きを普段からよくチェックし、タイミングをつかむことも大切だと言えます。
また、指値注文の場合は希望の価格までは取引が成立しないため、慣れてくるとうっかり注文していたことを忘れてしまうということもあるようです。

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