FXのIFO注文

FXには、IFO注文という注文方法があり、これは簡単に言うとIFD(IFDone)注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。(IFD+OCO注文とも呼ばれます。)
つまり、IFO注文はIFD注文とOCO注文の2つの注文方法の特徴が生かされた注文方法と言えそうです。


IFD注文は、1度に新規注文と決済注文をすることが可能でした。
そして、IFD注文は決済注文は一つしか発注できませんでしたが、
OCO注文の場合は一度に二つの決済注文をすることができました。

つまり、この2つの注文方法を組み合わせるIFO注文では、
一度に3つの注文を出すことが可能となり、決済注文に関しては2つの注文ができるというわけです。

IFO注文をする場合、まず新規注文を指値注文します。
それに関して利益のための指値注文と損切りのための逆指値注文が同時に発注できるわけです。
そして、最初の注文が約定されると二つの決済注文が自動的に発動されることになります。


具体的な例を挙げて説明すると、現在1ドルが110円だとします。
指値注文で105円になったら買うということにし、その後113円まで上昇したらドルを売ることにします。
逆に、100円まで下がってしまったら損失を食い止めるためにやはりドルを売るということにできるわけです。

IFO注文の利用例

こうしておけば、相場が変動しても一定の成果が得られることができます。

もちろん、損切りという結果になったとしても、損失分は最小限で抑えることができます。

IFOの仕組みをきちんと理解し、正しく注文することができれば、
あとはパソコンから離れていても安心してFXをすることができるというわけです。

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