金投資は不況に強い

最近になって、日本でも一般の人の間で、金投資をする人が多くなってきていると言われています。
その理由として、金投資は不況に強いということが挙げられます。

確かに世界的な不況になると、かくマーケットの金の価値が上昇をするという傾向が見られます。

通常不況になれば、よけいなコストをねん出することをためらいます。
これは、会社においても個人消費者においても、共通の心理状態になります。
ということは、需要が後退をすることになります。
結果的に、モノの価格の下落を生み出し、デフレに陥っていきます。

ところが金の場合には、上記現象の対象とはならず、常に需要が安定してあるというところが強みなのです。

金というと、宝飾品というイメージを持つ人もいるかもしれません。

確かに宝飾品の中に、金が使われることも少なくありません。
しかしそれ以外のところでも、いろいろなところで金が使われています。

たとえば、電子機器の部品の中に、金が使われていることも少なくありません。
また医療器具の中に、金が使われていることもあります。
比較的安定した性質を持つ物質なので、いろいろなところで重宝するアイテムなのです。

このため、投資マネーが不況になった場合に避難場所として、金マーケットに流れ込むという現象が起こりやすくなります。
その結果、金の価格が不況のなかで上昇するのです。

2012年7月4日

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