証拠金50倍までに規制

2010年8月から、顧客が預け入れる証拠金の50倍までに取引量が国の規制により制限されました。

2010年7月までは国による倍率制限がなかったため、取引業者それぞれが制限を決めており、何百倍もの取引が可能な取引業者もめずらしくありませんでしが、「ついに」と言った感じです。


自宅のパソコンで手軽に元手の何倍もの外貨を売買でき高い利益を狙えるFX。
1998年に個人投資家にもFX取引が解禁となったあと、取引量は少しずつ増えて行き、2006年以降は主婦層にまで広がり破竹の勢いで増加します。
2009年の年間取引高は二千兆円を突破したそうです。

しかし、まだ記憶に新しいサブプライム問題やリーマンショック、それから今年に発覚したギリシャ財政危機、
それら出来事の度に為替は激しく動き、証拠金を大幅に上回る巨額の損失は抱えてしまった投資家が増加してしまいます。
さらに短期間に何度も取引を行うという、いわゆる投機的な取引が為替市場を不安定化させる懸念も高まっています。

そのため、投資家の保護と投機による為替の動きを抑制するためついに国が倍率に対して規制を導入したという経緯です。

2011年8月にはさらに規制は強化され、倍率は25倍までとなります。


今まさにFXの業界は業界全体の整理と淘汰が進んでおり、数年前には300~400社あったFX取引業者は現在、約100社にまで減少しています。
このような業界再編の動きはこれからFXを始める方にとって安心して始められる大きな要因となり、とても良いことだと私は考えます。

2010年9月4日

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